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さがみはら中央区 人物風土記

公開日:2013.10.17

相模原を愛する人々で集まるグループ「さがみはらぶ」を運営する
富永 和則さん
相模原在住 47歳

相模原の魅力は「人」にあり



 ○…相模原市の地域交流を目的としたグループ「さがみはらぶ」を運営する。設立から1年で、フェイスブックで参加するメンバーは700人を超え、年代・職業の境目なく情報交換を図る場として活用されている。時にはネットの世界を出て、顔を合わせて親交を深める「オフ会」を開くことも。エフエムさがみのラジオでは番組構成を担当。市内で活躍する人を取り上げ、グループのウェブページでドキュメンタリータッチの動画も公開。民間ができる地域活性を模索し、共感の輪を広げている。



 ○…上溝で育つ。学生時代、一番の娯楽だったラジオの影響で「音楽」と「機械」の虜に。FMから流れてくる洋楽やジョークのきいたトークに毎晩酔いしれた。専門学校で音響技術や工学を学び、卒業後は電子回路の設計に携わる。インターネットの普及前、培ったスキルを日本マイクロソフトでも発揮した。現在は個人事業主として通販事業やHP作成などの仕事を請け負う。「一人で事業をやる楽しさも大変さもわかる」。市内で活動する個人個人が繋がった力の大きさを痛感したのが、活動の動力源だ。



 ○…プライベートの時間は、ロードバイクに費やす。健康を考えて始めたサイクリングも、今では苦も無く江の島までの往復約100キロを走る。市内のお気に入りは城山湖。「行った先で食べる料理も最高」。さがみはらぶの活動も忘れない。ラジオで紹介するため、市内で活躍する人物は常にチェック。700人が持ち寄る相模原の情報のおかげで、すっかり「相模原マスター」になった。



 ○…「名所や名物は少ないかもしれないけど、その分相模原の魅力は『人』にあるはず」。学生時代、「ラジオ好き」から習得した音響技術や機械工学、IT力。今までのスキルをさがみはらぶに注いでいきたい。参加するメンバーの「相模原愛=さがみはラブ」がより大きなものになるよう、「さがみはら部」を育てていく。

 

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