鹿児島県人会県央支部（竹下連幸会長）は４月11日、郷土・鹿児島の偉人、西郷隆盛のひ孫・西郷隆夫さん（52歳）＝写真＝を招き、講演会をシリウス・サブホールで行った。
西郷さんは、父から毎日聞かされた隆盛の偉大さや子孫であることで反発した頃の話などを披露。「人の行動を変えるには、無意識の中でできるまで言い続けること」など郷中教育の根本に流れる考え方などを紹介した。
冒頭のあいさつから、柔らかい調子の鹿児島弁で語りかけた西郷さん。会場は懐かしさと嬉しさで、終始笑いの絶えない和やかな雰囲気となった。
来年は明治維新１５０年の節目の年にあたり、ＮＨＫの大河ドラマには『西郷（せご）どん』が決定している。西郷さんは「来年が新しい日本を始めるスタートになれば」と締め括った。
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