(PR)
認知症、胃ろう、寝たきり―― 人として生きるための介護を 取材協力/ふれんどりぃの郷
一軒家を利用した小規模多機能型居宅介護事業所「ふれんどりぃの郷」。日本庭園や団欒スペースなど、利用者が自宅で過ごすような感覚をもてる施設に登録希望者があとをたたない。介護される側・する側という関係でなく「利用者の権利を尊重し付き合う」という方針が、利用者家族にとっても高いポイントだ。
利用者を尊重
通い、泊まり、訪問介護を組み合わせ柔軟に利用できる同所。胃ろうや寝たきりの患者への医療行為にも対応している。食事や入浴時間の指定はなく、好きな時に外出も可能。洗濯、料理、掃除など、利用者はできる範囲で役割を担う。
福祉に携わり20年になる代表の筒井すみ子さんは「認知症でも人は人。欲求や気分に本人が折り合いをつけられるように」と話している。
文化祭に旅行、看取りも
利用者にも余暇や生活の楽しみを味わってもらおうと昨年は文化祭を企画。バザーや出店で地域交流を図った。また、重度の認知症、胃ろう患者含め53人で伊豆の1泊旅行へ。先日はイチゴ狩りにも出かけた。付き添いのスタッフは全員ボランティアで、「利用者さんは家族のようなもの」と自ら希望し参加するという。
施設ではなく、最期の場所として―。同所では看取り介護も実施している。
現在、登録に空きあり。詳細は同所へ。
■ふれんどりぃの郷
【電話】046(210)3811
座間市栗原中央4-23-21
有限会社ふれんどりぃ
神奈川県座間市栗原中央4-23-21
TEL:046-210-3811
|
|
|
|
|
|