「避難場所」と「避難所」の違いを知っていますか。たった一文字しか違いはありませんが、その役割や目的はまったく違います。両方とも避難する場所ですが、「避難場所」は、洪水や津波などの異常な現象が起きたときに、まずは逃げ込む場所のことです。昨年の台風19号のときは「避難場所」が開設されました。座間市は広域避難場所とも表記します。避難場所は災害が収まる(暴風雨が過ぎ去った場合や、大規模火災が鎮火した場合など)まで、開設されます。基本的に公園やグラウンドなどオープンスペースです。
一方、避難所は災害などで自宅で過ごすことが危険な場合に、提供される場所のことです。大地震や大規模火災などで自宅に帰ることができず、または居住する場所を確保することが困難な場合に、被災した人たちに対して開設されます。被災者が仮設住宅などができるまでなど一定期間、避難生活する場となり長期化する場合もあります。学校の体育館やコミュニティセンターなどの施設です。
避難生活をする「避難所」は一次と二次に分かれ、二次避難所は高齢者や障害者などの災害時要配慮者が避難する施設のことです。福祉避難所とも言われます。二次避難所はすぐに開設されることはないため、まずは一次避難所で避難生活をすることになります。座間市では座間市公民館、北・東地区文化センター、もくせい園、通園センター、青少年センター、県立座間養護学校が指定されています。
座間市では、避難場所へのペットの受入れは許可してなく、避難所への受入れはゲージ持参、首輪に鑑札、狂犬病予防注射票の証明(犬のみ)、ペット用のえさ、水を用意するなど条件がある。
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