EVタクシー 知名度アップを目指す 相模中央交通(株) 導入から約2週間
二酸化炭素を排出することなく走行する電気自動車(EV車)を利用したEVタクシー1台が3月から市内を走っている。運行開始から約2週間、関係者に話を聞いた。
通常のガソリン車よりも環境、資源に優しいEV車。EVタクシー(日産リーフ)を導入したのは相模中央交通(株)(本社・厚木市)の伊勢原営業所。「おもに伊勢原駅北口に待機しており、東海大学病院に行かれるお客様をお乗せすることが多いようです」と小池忍営業所長は話す。
同社がEV車を導入したのは、昨年4月に県と県タクシー協会、日産自動車(株)が立ち上げた「かながわEVタクシープロジェクト」がきっかけ。EVタクシーの普及を目指すこの取り組みに同社も参加していることから、伊勢原営業所に導入、3月1日から運行する運びとなった。
このプロジェクトには3月上旬までに県内タクシー業者など22社が参加。日産リーフを使用したEVタクシーは県内で35台の順次導入が決まっている。
EVタクシーの料金体系、利用方法は一般車と同じ。営業所に連絡をすればEVタクシーを指定することも可能だ。
障害者割引は
20%
伊勢原営業所でEVタクシーを運転するのは女性ドライバー2人。EVタクシーは障害者割引が一般より高い20%であることから、「体の不自由な方やお年寄りの方が気軽にご利用できるよう、今回は女性を採用した」と小池所長。運転手の山口佳子さんは乗車歴18年のベテラン。EV車について「音が静かで加速も良い。お客様の反応も上々だと思う」と話す。
その一方で「他のタクシーと比べ形や色も違うためタクシーではないと勘違いされることも。もっと皆さんに知ってもらわないと」とEVタクシーの知名度アップを課題に挙げる。
EV車の増台やハイブリッド車導入なども検討しているという同社。小池所長は「より多くの皆さんにEVタクシーを知ってもらい、環境に配慮した快適な走りを楽しんでほしい」と話している。
問い合わせは伊勢原営業所/【フリーダイヤル】0120(621)881まで。
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