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伊勢原 文化

公開日:2026.03.20

大山の魅力を再発見
3月23日から「いせはら文化財フェスタ」

  • 文化財フェスタの見所を紹介する葉山さん

    文化財フェスタの見所を紹介する葉山さん

  • 岡本さんのスケッチ

    岡本さんのスケッチ

 伊勢原の歴史と文化に深く触れる「いせはら文化財フェスタ2026」が、3月23日(月)から29日(日)まで伊勢原市立中央公民館で開催される。日本遺産認定から10周年を迎える節目の年に、今回は「大山寺」を中心とした歴史にスポットを当て、多彩な企画が用意されている。

 展示の柱となるのが、大山寺の開山である良弁僧正の伝記や不動明王信仰の由来を描いた「大山寺縁起絵巻」の解説パネルだ。この絵巻は信仰が広まったきっかけを物語的に伝えており、素朴な味わいのイラストをパネル形式で鑑賞できる。また、新たな試みとして、関東大震災時の被災写真やモノクロの古い絵はがきをAI技術でカラー化した展示も行われ、当時の山津波の状況などがより鮮明に再現される。

 市民団体の活動報告も充実しており、伊勢原市文化財協会や伊勢原郷土史研究会、公益財団法人雨岳文庫、いせはら観光ボランティアガイド&ウォーク協会が日頃の研究成果を披露する。

 特に注目したいのが、クリエイターの岡本和泉さん(人物風土記で紹介)が赤坂御門から大山までを実際に歩いて描いた「大山街道スケッチ紀行」のイラスト約20点の展示だ。現代の視点で描かれたスケッチは、写真とは異なる温かみとともに、あらためて大山を歩きたくなる魅力を伝えている。

 3月28日(土)には、2つの講演会を予定。前半(午後0時30分〜)は菅原順子さんによる『幕末明治の大山と外国人』で、当時の外国人が残した記録から見た大山の姿を紐解く。後半(2時45分〜)は「大山街道スケッチ紀行」の作者・岡本和泉さんが登壇し、自らの足で歩いた際の実体験やエピソードを語る。また、28日と29日の両日は、予約不要で気軽に参加できる「浮世絵多色刷り体験」も実施される。

 今回の企画を担った市教育委員会の葉山貴史さんは、「市外の方の視点であるスケッチなども交えることで、身近な大山の歴史を再発見するきっかけになることを期待している」と来場を呼び掛けている。各日午前9時から午後5時まで。入場無料。(問)伊勢原市教育委員会教育総務課【電話】0463・74・5109

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