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藤沢 トップニュース文化

公開日:2015.02.06

ロケーションジャパン大賞
「江の島ロケ」2年連続受賞
官民連携で自治体初

  • 1月31日の授賞式で賞状とトロフィーが授与された。(左から)藤沢市長、三木監督、山田編集長、二見観光協会会長

 藤沢市と2014年8月公開の『ホットロード』は、「第5回ロケーションジャパン大賞」映画部門で、準グランプリを獲得した。13年公開の映画『陽だまりの彼女』に続く受賞となり、2連続の受賞は自治体初となる。

 「ロケーションジャパン大賞」とは、全国のロケ地を紹介する専門誌「ロケーションジャパン」((株)地域活性プランニング発行・山田実希編集長)が、昨年公開された映像作品のうち、ロケを通じ地域を活性化させた作品と自治体を表彰するもの。今回は16作品がノミネートされ、読者や有識者2000人にアンケートを実施。「ロケ地に行きたくなった」といった「支持率」や「地域の変化」「行楽度」「支援度」の4項目が総合的に評価された。

湘南藤沢FCの功績大

 『ホットロード』と藤沢市は、「支援度」で高ポイントを獲得。講評では、市と市観光協会を中心に02年に設立された「湘南藤沢フィルム・コミッション(FC)」の功績が大きいとし、「官民を超えて撮影の許認可に必要な警察署や電鉄各社と委員会を開くなど、全国でもモデルとなるべき協力体制を敷く」と高く評価。また、市と地元企業によるクイズラリーやレンタサイクル、オリジナルグッズの販売など、作品を活用した観光振興や地域への経済効果も支持された。

 1月31日には、江の島の湘南港ヨットハウスで表彰式が実施され、同誌の山田編集長から、両作品でメガホンを取った三木孝浩監督と鈴木恒夫藤沢市長、二見幸雄藤沢市観光協会会長に、表彰状とトロフィーが授与された。三木監督は、「2作品を江の島で撮影することになり、ご縁を感じている。昼と夜、それぞれ異なる表情を見せる江の島を切り取ることができ、自分にとっても思い入れのある場所なので、とても嬉しい」とあいさつ。

 続いて行われた「第12回湘南藤沢フィルム・コミッションフォーラム」では、「映画誘致から始まるロケツーリズムの魅力」をテーマに、三木監督らが作品にまつわるエピソードや制作秘話などを語った。

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