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鎌倉 社会

公開日:2013.03.15

犠牲者悼み教訓を考える
2度目の3.11

  • ボランティア体験を発表する生徒

  • 神道・仏教の宗教者も献花を行った。一般焼香者は2500人以上だという

 東日本大震災から2度目となる3月11日、犠牲となった人々を悼むとともに、その教訓を活かそうと市内で様々な催しが行われた。



雪ノ下教会



 カトリック雪ノ下教会を会場に、宗旨・宗派を超えた合同祈願「東日本大震災〜二年目の祈り〜追悼・復興祈願祭」が行われた。今回で3回目。十字架を前に、仏教約100人、神道約30人、キリスト教約40人の宗教者が集合。宗旨ごとに祈りが捧げられた。



七里ガ浜高校



 県立七里ガ浜高校(吉田幸一校長)では、「『いのちの大切さ』を考えるシンポジウム」が行われた。



 第1部では、同校の生徒が支援を続けている宮城県七ヶ浜町の社会福祉協議会職員の小野哲さんが講演。小野さんは映像をもとに当時の様子や復興の状況について語り「日頃から家族や地域ぐるみで災害について考えてほしい」と話した。第2部では4つの分科会で、被災地ボランティアに参加した生徒の体験発表や災害図上訓練(DIG)のほか、拉致被害者横田めぐみさんの父、横田滋さんによる講演も行われた。



 被災地での2度のボランティア体験を語った小野瑞希さん(3年)は「行ったからこそ伝えられることがあると思う。下級生が少しでも震災や復興について考えてもらえたら」と話した。

 

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