6月4日から10日は「歯と口の健康週間」。これに合わせ鎌倉市歯科医師会では6月1日(日)、「むし歯予防DAY 無料歯科相談会」をイトーヨーカドー大船店で開催する。島田博会長に同会の活動や今後の取り組みについて聞いた。
――6月1日はどのようなイベントですか。
「これは市民の皆さんに、歯と口腔の健康について正しい知識をもってもらおうと、当会が毎年行っているイベントです。当日は歯科衛生士による歯磨きの指導や細菌を調べて口のなかの健康をチェックできるコーナーなどが設けられます。私たち歯科医師が歯や口腔内の相談に応じますので、多くの市民の皆さんに来ていただきたいですね」
――歯科医師会の活動について教えて下さい。
「地域社会事業としては、幼児(1・5歳、2歳、3歳児)の歯科健康診査や障害者施設を訪問しての検診、鎌倉市の委託を受けて歯周病を予防するための検診も行っています」
――レイ・ウェル鎌倉が耐震強度不足のために昨年11月末で急きょ閉鎖となり、歯科医師会が同施設内で運営していた休日急患歯科診療所も一時閉鎖となりました。
「市民の皆さんにはご不便をおかけしましたが、4月より当会事務局(大船2の21の11プレジール2階)のなかに暫定的に開設することができました。しかし今の場所はビルの2階でお年寄りは来づらい上に施設が手狭で、目標としていた障害者診療もこのままでは実現できません。鎌倉市とも連携しながら、引き続き移転先を探していきたいと考えています」
――今後はどのような活動に力を入れますか。
「口腔ガンの早期発見と治療につなげるため、歯周病などと同様に定期検診が実施できるよう、市に働きかけるとともに勉強会などを行っています。また医師会、薬剤師会とも連携し、市民の皆さんの健康を総合的に守る取り組みも進めていきたいと思います」
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