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小田原・箱根・湯河原・真鶴

公開日:2014.04.12

コンピューターに軍配
銅門で将棋電王戦

  • 小田原城銅門での勝負は9時間を超えた

 プロ棋士とコンピューター将棋ソフトが対局する「第3回将棋電王戦」の第四局が4月5日、小田原城銅門で行われ、コンピューターソフト「ツツカナ」が森下卓九段に勝利した。

 将棋電王戦は2012年に第1回大会を開催。昨年から選抜された5人のプロ棋士と、世界コンピューター将棋選手権の成績上位5チームによる団体戦のスタイルになった。今回の対局結果で、コンピューターの団体戦勝利が決まった。

 銅門での対局は午前10時、静寂に包まれるなか、「ツツカナ」の一手から始まった。太い梁がめぐらされた銅門内に、不定期に駒が動く「パチッ」という音が響き渡った。

 白熱した展開に幕が下ろされたのは午後8時38分。135手の勝負の軍配はコンピューターソフト「ツツカナ」にあがった。対局後の会見で森下九段は「勝ちきるのが難しかった。団体戦で負けたのは残念」と振り返り、「ツツカナ」の開発者、一丸貴則氏は「お互いの指し手がきれいで、爽やかな気持ち。ソフトが完走できて良かった」と話した。

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