山北町 駅前に商業施設を導入 民間活力に期待 募集要項案まとまる
山北町(湯川裕司町長)では山北駅北側元気づくりプラン実施計画を策定し、民間活力を活用した新たな町営住宅や商業施設を整備する計画を進めている。4月に入札告示した町営住宅に続き、このほど、商業施設の募集要項(案)を明らかにした。
商業施設の建設予定地は山北駅北側のふるさと交流センターに隣接する土地で、広さは約660平方メートル。大半が昭和30年台に建設されている商業用の建物などが並ぶ場所。駅側に新たな商業施設を整備し、その奥に町営住宅を建設する。
用地交渉などはすでに終えており、今後、民間の事業者と定期借地契約を結び、商業施設の建設や管理、運営を委託する。事業方式はデベロッパー方式で、店舗、施設管理、運営を一括してデベロッパー(商業開発事業者)が行う。
町では応募希望がある事業者へのヒアリングを9月10日頃まで予定しており、その後、必要な修正をし、正式な募集を9月中旬頃に行う。町が設置する審査委員会で事業者を選定し、2014年度のオープンを目指していく。町では商業施設に入る店舗として「駅利用者や居住者の利便性を高め、商店街全体の活力につなげることができる」を挙げており、次の業種が集客力に期待できると希望している。
▽販売店=小規模スーパー、コンビニエンス、飲食店、生活品販売店など
▽サービス施設=クリニック、理美容、学習塾、子育てサービス、福祉サービス、多目的ホールなど
要項案の詳細は町ホームページでも見ることができる。問合せは定住対策室【電話】0465・75・3650。
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