あかね台中学校の校歌を作詞した 飯田有佳(ゆうか)さん 奈良在住 (13歳)
笑顔で充実した学校生活
○…校歌に選ばれたと聞いた時は「まさかって。とっても驚いたけれど、すごく嬉しかった」。まだあどけない笑顔で喜びを見せる。応募のきっかけは、『きっと思い出に残るよ』という両親のひとこと。字数合わせや言葉選びには苦労したが、辞書を引いて適当なフレーズが見つかったときの喜びはひとしおだ。お気に入りは、”優れた知恵”などの意味をもつ『大知』という言葉。「辞書で見つけた瞬間、こうなって欲しいなと思う理想のあかね台中のイメージと、ぴったり重なったんです」。きらきらとした表情で語る。
○…あかね台中に入学直後は「とても不安だったけれど、親切な子が話しかけてくれたので、すぐに友達ができました。今は毎日すごく充実しています」。その表情からも、はつらつとした生活ぶりが垣間見える。一段と難しくなった授業だが、最も興味があるのは社会科。「特に地理では、今まで知らなかった日本各地のことを学べることが楽しいです」。
○…話す声は、細く透明感があり、その口調もおっとり。おしとやかな印象だが、バドミントン部に所属し、仲間とともに汗を流す。「ふたりで協力し合って楽しめるダブルス戦が好き」。バドミントンの魅力について、「力いっぱい打ち込みができるところ」と頼もしい一面も見せる。
○…あかね台中の初となる文化祭では、仲良し5人組でダンスを披露。K-POPグループ『少女時代』の音楽に合わせて、自分たちでオリジナルの振付けを考えた。「うまく踊りたい」との一心で、部活後も何時間も練習に励んだ。別々の小学校から集まったメンバーだが、ダンスを通じて呼吸もぴったり。舞台後、『可愛かったよ』と友人たちから声を掛けられ、「このメンバーでダンスができて良かった」と達成感に満ちている。好きな言葉は?の問いに、「笑顔がいちばん」と今回、最高の笑みを見せてくれた。
|
<PR>
|
<PR>