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青葉区版 公開:2016年3月10日 エリアトップへ

「THE BEST SELECTION -A to J-」をリリースしたJiLL-Decoy association(ジル デコイ アソシエーション)でヴォーカルを務める chihiRo(チヒロ)さん 青葉区在住 35歳

公開:2016年3月10日

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等身大の思い 歌で届ける

 ○…「ジャズというフィルターを通して、どれだけポップスにチャレンジできるか」。3人組バンドとしてメジャーデビューから10年。試行錯誤の道のりを語る上で外せない数々の曲を収録し、ベスト盤を2月にリリースした。副題は「A to J」。「Zにしなかったのは、まだ道半ばという思いから」。これからも進化していくという決意が溢れる。

 ○…藤が丘小、谷本中出身で、現在も区内に居を構える。歌手の夢を持ったのは3歳の時。「自分が歌うと父が喜んでくれた」。それが生きる道を決定づけた。荏田高入学と同時に青葉台の教室でボイストレーニングを開始。「ポップス志望だったのに、そこがジャズの教室で」と、偶然も手伝いジャズの世界へ。大学4年時に参加したセッションでメンバーと出会い、2002年にジルデコを結成した。

 ○…「ジャズは敷居の高い音楽だと思われている。そんな垣根を取っ払いたい」。そんな願いを込めてバンド名にデコイ(おとり)を含めた。「自分たちの音楽で、知らないうちにジャズの魅力を伝えられたら」。全国各地でライブを行い、それ以外は曲作りやリハーサルと、多忙な毎日を送るが、「ミュージシャンは特別な職業ではない。同世代と同じ感覚だし、悩みも一緒」と笑う。30代となり、プライベートでは14年に中学校の同級生と結婚。歌う歌詞も男女の恋愛から人間愛へと微妙に変化してきた。将来は子連れで楽しめるフリーライブもやりたいと夢は広がる。「みんなに当てはまる歌ではなく、近くにいる誰かのための歌を」。そんな等身大の歌が魅力だ。

 ○…好きな言葉は「笑う門には福来る」。中学時代にちょっとしたトラブルから不登校になったとき、母親から言われた言葉だ。以来、ポジティブな性格は変わらない。「自分は音楽に救われてきた。だからこそ、応援する気持ちをみんなに届けたい」。その思いの先に狙うのはグラミー賞。進化を止めず、歩みを進める。

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