「みんなで支える」福祉社会の実現を 民進党 横浜市会議員 菅野よしのり
昨年4月に行われた横浜市議選青葉区選挙区で当選した中山まゆみ氏の失職に伴い横浜市選挙管理委員会は8月8日、同選挙で次点だった私・菅野義矩の繰り上げ当選を告示しました。思わぬ形で議員活動を再開させていただけることになりましたが、一度は落選という有権者の判断が下されている事実を真摯に受け止め、今後の活動にまい進していく所存です。
何よりも「人」が大切
私はこの18年ほどNPO法人、そして社会福祉法人の理事長として福祉の現場に携わってきました。家族に認知症患者や知的障害、精神障害のある者がいたため、同じような立場に置かれた人たちが少しでも過ごしやすい、暮らしやすい社会にしたいとの思いで始めたものです。
今後、団塊の世代が後期高齢者になり、医療費などの社会保障費が急増することが予想されています。いわゆる「2025年問題」です。どうしてもお金の問題が注目されがちですが、同時に病院や福祉施設、地域包括ケアシステムなどのインフラ不足も課題です。
こうした場所の確保には、学校予定地などとして眠ってしまっている土地の活用が必要だと考えます。
「女性の力」で人材不足解消へ
加えて、福祉の現場で働く人材の不足についても考えなければなりません。横浜市内の要介護認定者は年々増加しており、2013年度には10万人を超えました。こうした現状を受け、市は介護人材の確保にも力を入れ始めています。
昨年4月の落選後、私は認知症の高齢者や精神障害者のグループホームの運営など、これまで以上に福祉の現場と向き合ってきました。そうした中で痛感したのは、「女性のパワー」の素晴らしさです。特に子育てを終えた世代の女性たちは、施設利用者の生活サポートにおいて、その気遣いの細やかさや正確さで非常に質の高い仕事をされていました。そういった方々が前向きに取り組めるように、就業環境などを整えていく必要があります。
来たる超高齢社会を前に、青葉区が「みんなで支える」まちとなるよう精一杯取り組んで参ります。
菅野よしのり
青葉区桜台30-18第2桜台ガーデン
TEL:045-982-1513
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「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
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