神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2018年6月7日 エリアトップへ

6月9日に行われる「青葉ふれあいまつり」の実行委員長を務める 長谷川 雅一さん 鴨志田町在勤 35歳

公開:2018年6月7日

  • X
  • LINE
  • hatena

「伝えあう」力を信じて

 ○…大きな体に穏やかなまなざし、柔らかい物腰に人柄がにじみ出る。障害者福祉施設を営む社会福祉法人グリーンに勤めて7年。障害のあるなしに関わらず世代を超えて楽しむ場を、と毎年行われている青葉ふれあいまつりで、初めて実行委員長を務める。「競技や演芸を楽しみ、自然と交流してもらえたら」。施設利用者や職員、ボランティアに地域住民と、たくさんのふれあいが生まれれば、と願いを込める。

 ○…函館で生まれ、幼少期に相模原市へ。姉との2人きょうだいで、上級生にいじめられたことも「楽しかった記憶」と笑うおおらかな性格の持ち主だ。中学時代に友人の父の影響でレコードにはまり、音楽好きが高じて25歳の時にレコード専門店「ディスクユニオン」で働いた経験も。Jポップやジャズ、歌謡曲とジャンルは問わないが「聞く専門。楽器は全然ダメ」と苦笑い。800枚集めたレコードは、結婚を機にプレーヤーごと処分したという潔さもみせる。

 ○…「『伝えること』がこの仕事そのもの」としみじみ語る。言葉での意思疎通が難しい中で、状況や表情、行動から利用者の思いを察し、何を伝えどう接していくのか。福祉=提供、だけではなく、相手の力や思いを引き出すには「待つ」ことも大切だと学んだ。1年、2年とともに過ごす中で少しずつ「伝わった」と実感することも。人として成長させてもらっている、と力を込める。「先入観を打ち砕いてくれるのも利用者さん。人と人とのぶつかりあいです」と晴れやかに笑う。

 ○…福祉の道に入ったのは同じ業界で働いていた夫人の影響。小1と1歳の子の4人家族で、休日も「寝る以外は外にいる」アクティブな日々を送る。「もともとはインドア。全部妻の影響です」と愛妻家の横顔をみせた。

青葉区版の人物風土記最新6

桑名 俊二さん

学校歯科医を45年間務め、このほど定年となる

桑名 俊二さん

美しが丘在住 75歳

3月28日

山本 章さん

3月20日で設立1周年を迎える社会福祉法人「あおばの実」の理事長を務める

山本 章さん

桂台在住 78歳

3月14日

宮原 洋明さん

中里地区青少年指導員の会長としてヒコーキ大会の運営にあたった

宮原 洋明さん

大場町在住 68歳

3月7日

冨樫 剛一さん

2月1日から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

すすき野出身 52歳

2月29日

岡﨑 萌々(もも)さん

第78回市町村対抗かながわ駅伝に横浜市代表として出場し、優勝に貢献した

岡﨑 萌々(もも)さん

青葉区在住 16歳

2月22日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 目のお悩みQ&A

    コラム㊺専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

    『網膜剝離と診断されましたが、どんな治療が必要になるのでしょうか?』

    3月28日

  • おばあちゃん先生の子育てコラム

    おばあちゃん先生の子育てコラム

    第43回 「一人で悩まず、一緒に子育てしていきます」

    3月28日

  • 教えて!職人さん

    教えて!職人さん

    vol.9 塗装業も歯科医も「専門家」を選ぼう

    3月21日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook