青葉区版 掲載号:2018年12月20日号
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日刊スポーツ新聞社の記者として「イップスは治る!」を出版した 飯島 智則さん 市ケ尾町在住 49歳

人を勇気づけたい

 ○…「誰でもなる可能性がある。正しく理解して、1人で悩まないでほしい」。極度の緊張などから、自分の思い通りにプレーができなくなる症状「イップス」について書いた本をこのほど上梓した。スポーツ紙の記者として、勝負の世界に生きる一流アスリートがプレッシャーから発症してしまう例は知っていたが、子どもでも増えていることが執筆のきっかけだった。

 ○…大人の熱心な指導が子どもに重圧を与え、イップスを生み出すのかもしれない。そう考えたのは横浜高校の渡辺元智前監督から「指導者は一生懸命だから、教えすぎているのでは」と話を聞いたから。だからこそ対処法のみならず、指導論まで踏み込んだ。子どもの入団が縁で現在コーチを務める少年野球チーム「市ヶ尾シャークス」でも「プレッシャーはかけない。子どもに応じた指導と妥協も大事」と柔和な表情。それでも教え子がなってしまったら、と問うと「一緒に乗り越える」ときっぱり。今悩んでいる人にも「克服することは、新しい自分にステップアップするということだから」とエールを送る。

 ○…キャリアの大部分を野球担当記者として過ごし、松井秀喜さんの巨人時代、ヤンキース時代も随行して取材を続けた。松井さんの言葉で忘れられないのが「悔しいとか、思ってしまうのはしょうがない。ただ、それを口に出さないことはできる」。メジャー移籍1年目、当初は打てずに批判されながらも自分の感情をコントロールし、結果を出した姿に感銘を受ける。

 ○…記者としてはベテランの域に入り、スクープ狙いだった若い頃から「人を勇気づけられる仕事をしたい」とペンを持つ心境に少しずつ変化も。イップスに続いては「悩みを持つ中高生が前向きになれるような本を作りたい」と意欲は尽きない。

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