「何を言ったかでなく、何をやったか!」 市政報告 山中市長の経歴詐称疑惑を質す 公明党 横浜市会議員 行田朝仁(ぎょうたともひと)
今月行われた決算特別委員会総合審査で、様々な政策課題について山中新市長に質問しました。その中で、市長の経歴詐称の疑念について、時間が惜しかったのですが、事実を確認しました。
内容としては、市長の経歴にある、米国国立衛生研究所(NIH)の「リサーチフェロー」(調査分析を主とする研究員)が正式なものではなく、自称ではないか、という疑念です。以下、質疑をお伝えします。
行田「市長は【1】NIH固有の役職で、博士号が必要となるリサーチフェローなのか。【2】それとも、単に研究をしている人を指す言葉で研究者なら誰でも名乗れるリサーチフェローなのか。【1】か【2】でお答えください」
市長「【1】も【2】も両方あるかとございます。NIH固有の定義としてそういったものが定められている場合もあるのかもしれませんが、リサーチフェローという言葉は、極めて多くの研究者を含みうる言葉であり、研究者としまして、リサーチするフェロー、研究員、さまざまな言葉で、研究員を表すことが一般的かと考えております」
行田「大学院生などがリサーチフェローを名乗っても、研究者だから良いということになるんでしょうか? はい、いいえでお願いします」
市長「さまざまな定義がございますので、リサーチフェローという言葉は、極めて研究者の中でバクっとした曖昧な言葉かと存じております」
まず、最初の質問で【1】【2】両方ということは絶対にあり得ません。なお、NIHは「ビジティングフェロー」(客員研究員)であったことは認めていますが、リサーチフェローだとは認めていません。世の中には「バクっとした」(?)リサーチフェローがいるのかも知れませんが、NIHのリサーチフェローではないようです。
ほかにもパワハラ疑惑など、他議員から様々な質問がある中、市長選挙公約「オペラ座建設(615億円)の中止で財源確保」を事実上撤回。そもそも予算化されておらず元々ゼロ。無いものを財源にはできません。また、「3つのゼロ」などの公約についてもデータ等の根拠はなく、課題解決方法を聞かれても答弁できない状況。経歴問題や裏付けのない公約など政治経験のない候補者を全面サポートした立憲民主党の責任は大変重いものがあります。しかし、市政に停滞は許されません。全力で頑張ります。
|
<PR>
|
|
「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
|
|
|
|
<PR>