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青葉区 社会

公開日:2024.03.07

【Web限定記事】青葉警察署・青葉自動車学校
詐欺被害啓発チラシを配布
高齢者講習の場を活用

  • 飯田社長(左)青葉署署員

 青葉警察署はこのほど、オレオレ詐欺など特殊詐欺被害防止の啓発チラシを新たに作成し、2月27日から青葉自動車学校で配布を開始した。

 配布対象は、運転免許の更新に必要な認定高齢者講習を受講する人。この講習自体が75歳以上の人に向けて行われるため、詐欺被害のターゲットになりやすい年代だと青葉署が特に注意を促す目的で行ったもの。

 元々、交通安全や防犯の取り組みで協力関係にある青葉署と青葉自動車学校。詐欺の啓発チラシも従来から配っていたが、今回はより分かりやすくしようと、クイズ形式のチラシを作製。マルとバツで回答する5問が用意されており、「手続きや捜査協力のためであっても、金融機関や警察等にキャッシュカードの暗証番号を教えてはならない」(正解はマル)、「医療費等の還付金は、最寄りのATMやインターネットを使用して自宅にいながら簡単に手続きできるため、便利である」(正解はバツ)などの問題が記載されている。

 協力した青葉自動車学校の飯田一郎社長は「詐欺は巧妙な手口が多い。お互いに気を付けて、高齢者を見守っていきたい」と語り、青葉署は「分かりやすく手口を伝え、詐欺被害の防止に努めたい」と話している。

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