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公開日:2026.10.22

【横浜市青葉区】川崎町田線(恩田地区) 通学路を通る車両9割減 3月開通 周辺渋滞緩和も

  • 開通前(上)と開通後の通学路=横浜市提供

    開通前(上)と開通後の通学路=横浜市提供

 今年3月に開通した都市計画道路「川崎町田線(恩田地区)」について、横浜市は10月5日、開通後の整備効果を発表した。これまで課題となっていた田奈小学校通学路の自動車交通量が1日あたり1501台から98台へと激減。さらに、周辺エリアでの車両所要時間が減少するなど顕著な効果が表れている。

 今回整備されたのは、田奈町から恩田町に至る約1150mの区間(幅員22m)。東急こどもの国線と立体交差(高架下通過)する新設道路だ。

 市が実施した交通量調査(開通前:2023年4月/開通後:26年7月)によると、かつて抜け道として多くの車両が利用していた田奈小学校の通学路で、自動車交通量が一日あたり1501台から98台へと9割以上減少。歩道を歩く児童のそばを車が通り抜ける危険な状況が大幅に解消され、安全・安心な通学環境が整った。

 同校の田渕恵子校長は「抜け道として利用する車両は減ったと感じる」と話す。一方で、「朝の時間帯によっては学校前の交差点で通行量が増えたようにも見受けられる」と見解を述べた。

所要時間も約6分減

 これまで長津田2号踏切を経由していた「あかね台入口交差点〜田奈小学校入口交差点」間では、朝のピーク時(午前7時〜8時)の自動車所要時間が9分50秒から3分28秒へと「6分22秒」短縮。夕方(午後6時〜7時)も約3分短縮されるなど時間面でも大きな変化が見られる。

 新設道路には1日あたり約8600台の交通量が流入した一方、周辺の既存道路では交通量が約5000台減少・分散しており、地域全体の渋滞緩和につながっている。

 また、同区間には市内初となる「独立型自転車道(幅員2・5m)」が道路両側に整備された。歩行者・自転車・自動車の走行空間を明確に分離することで、近年社会問題化している自転車事故の防止にも寄与している。

 今回の整備効果について市の担当者は「予想通り、交通量が減少した」話し、開通を待つ残る田奈地区においても、「2028年度の整備完了に向けて用地取得等、円滑に進めていく」と話している。

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