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青葉区 社会

公開日:2024.05.31

横浜市教育委員会 裁判動員問題
山中市長「前教育長からの聞き取り必要」
第三者検証チームの調査対象

  • 会見に臨む山中市長

 横浜市教育委員会が教員によるわいせつ事件の裁判に職員を動員して一般の傍聴を妨げていた問題に関し、山中竹春市長は5月30日の定例会見で、動員が始まった2019年当時の鯉渕信也前教育長らへの聞き取り調査が必要との認識を示した。

 この問題をめぐり、市教委は第三者の弁護士チームが検証作業を行う予定であることを発表している。会見で山中市長は「前教育長を含む関係者からの聞き取りが必要。(動員が始まった)経緯を第三者チームに検討してもらい、事実の解明を一刻も早く行うべき」と述べた。今年3月末に退任した鯉渕前局長は、職員の動員を承知していたとされる。

 市教委について山中市長は「自浄作用を発揮し、膿を出してもらうことが必要」と組織改革が重要だとした。

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