意見広告・議会報告
市政報告 58 全ての市民に「あんしん救急」を! 横浜市会議員 田中ゆき
皆さん、「あんしん救急」をご存知でしょうか。「あんしん救急」とは、救急隊の迅速な現場到着や病院までの救急搬送を維持するため、日頃の備え、困った時の相談先、緊急時の119番通報など、場面に応じた対応を市民に提供し、救急車の適正利用に繋げる横浜市の取組で、令和6年8月に始まりました。
119番通報は令和5年、6年と2年連続で37万件を超えました。令和6年の救急出場件数は25万6481件、搬送人員は20万7472人で、ともに過去最多でした。2分3秒に1回、救急車が出場し、市民15人に1人が救急車を利用したことに相当します。限りある救急資源を有効活用する上でも、「あんしん救急」は重要な取組です。
「あんしん救急」の取組では、まずは、シニア世代向け、子育て世代向けのパンフレットが作成されました。それらは、シニアや子育て世代の集う場や訪問の機会等にて、配布されたり、横浜市ホームページでも公開されていますが、未だ十分浸透していません。また、シニア・子育て世代以外の方や、約13万人もの市内在住外国人の方、様々な障がいがある方に行き届いていない等の課題があります。私はそれら課題について、令和7年2月の議会にて取り上げ、多言語化を進めることや様々な障がいがある方など、多様な方々に、「あんしん救急」が届くよう、広報を充実させ、取組を一層推進すべきと要望しました。令和7年6月からは、市内全域の小学校にて子ども達を対象とした「あんしん救急教室」が実施されることになりました。今後も、全市民に「あんしん救急」が届くよう市政に取組んで参ります。
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