青葉区 人物風土記
公開日:2025.10.09
青葉区キャラバン・メイト連絡会の会長を務める
金子 浩之さん
青葉台在勤 53歳
ほんの少しの優しさで
○...立上げから1年半。地域の認知症の人とその家族を見守る「認知症サポーター」の養成講座開催を中心に、連絡会内の情報共有や勉強会に尽力している。もえぎ野中学校で行った生徒会主導の活動が、全国の認知症サポーター活動事例の中から優秀賞に選ばれ、9月に表彰を受けた。「若者や地域企業など、着実に活動が広がっている」と喜びを語る。
○...「(人・事物への)ポジティブな印象が心を穏やかにし、認知症の進行をゆっくりにする」。その事実に心動かされ、認知症サポーターを養成する「キャラバン・メイト」の資格を取得したのが2021年。「街全体でサポートに取り組めたら、素晴らしいだろうと思った」。ところが、区役所主催の総会で知ったのは、多くのキャラバン・メイトが活動場所や情報共有に困っている現状。区役所やメンバーと議論を重ねて体制を整え、昨年4月、ようやく連絡会がスタートした。
○...32年の郵便局員人生の内、30年以上を青葉区で勤め、現在は青葉台郵便局に勤務。「地域の方と話したり相談にのったり。楽しいですよ」。すすき野郵便局長時代には、イベント参加など地域との関わりがぐっと深まった。「認知症に興味を持ったきっかけも、すすき野時代の地域活動。全てが今につながっている」と笑みを浮かべる。
○...現在、連絡会の会員は80人以上。情報発信ややり取りを一手に担う多忙の中、「息抜きは釣り。場所はその日の仲間次第だけど、海に船を出して遠出するのが特に好き」。今後の課題は、銀行など生活に直結する企業での講座開催。「困っているのを見かけたら、地域ケアプラザに連絡するだけでもいい。一人ひとりにできる事がある。少しの優しさが広がって青葉区が平和になれば」
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