中山小学校(永野美雄校長)で14日、電動車椅子サッカークラブ「横浜クラッカーズ」選手らとの交流授業が行われた。
総合的な学習の時間で、福祉をテーマに学びを深めている同校の4年生約80人が参加。電動車椅子や競技の紹介を受けた後、選手が実際にドリブルやシュートを披露していた。選手が電動車椅子を回転させながら、シュートを決めると、児童から拍手と歓声があがっていた。
授業の後半には、児童が電動車椅子に乗り競技を体験する姿も見られた。
千葉直道君は、「シュートが決まってうれしかった。ボールが電動車椅子にぶつかった時の振動が体に伝わってきた。今まで競技を知らなかったけれど、授業を通じて興味が湧いた。今後、試合の応援にも行ってみたい」と話した。また、吉村彩希ちゃんは「初めて車椅子に乗った。実際に乗ることで、障害のある人の気持ちを感じることが出来たと思う」と授業を振り返った。
同チームの平野誠樹代表・監督は「児童は、熱心にメモをとりながら、授業を受けていた。障害があったとしても、乗り越えて成長する自分達の姿を見てほしい」と話した。
同校の坂入亮太教諭は「実際に競技を体験し、交流することで児童にとって深い学びになったと思う」と感想を述べた。
緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|