原因は調査中
新横浜駅付近の市道環状2号線の道路上に6月30日、新たな陥没が確認された。同道路での陥没の発生は6月12日に続き2件目となった。陥没現場付近では、相鉄・東急直通線の「新横浜トンネル工事」が行われている。立て続けの陥没に不安が募る中、同工事を行う独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構は「原因は現在調査中」としている。
2度目の陥没が発見されたのは、同日午前5時半ごろ。通りがかった歩行者が異変を見つけ通報したという。陥没の大きさは8m×6m程度。また、陥没が起きたのは、前回の陥没箇所から約300mの距離にある。なお、どちらも第三者及び工事関係者らへの被害はなかった。前回同様、道路復旧工事により、片側3車線のうち2車線が交通規制となり、周辺道路では渋滞が発生するなどの影響があった(現在は、中央側2車線が通行可能)。
交通規制続く見通し
鉄道・運輸機構では、前回の陥没を受け、学識経験差による原因調査委員会を設立し、6月24日には第1回会議を開いていた。今回の陥没の原因も含めて引き続き同委員会で調査を進めていく方針だ。また、交通規制の解除については、現在行われている道路復旧工事が完了した上で、同道路を管理する港北土木事務所による安全確認を経て行われる予定。当面の間は、1車線の交通規制は続く見通しという。
鉄道・運輸機構の担当者は「周辺にさらなる異常がないかも含め、地面の状況を確認しながら慎重に復旧工事を行っている。原因究明も含め、安全第一で早期の規制解除を目指したい」と話している。
なお情報は全て7月3日時点のもの。
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