横浜みどりライオンズクラブの52期会長に就任 武川 明彦さん 長津田在住 64歳
時代に合った線香花火を
○…このほど50周年記念式典を行った横浜みどりライオンズクラブ。新たな船出を先頭に立ち舵を取る。今期掲げるスローガンは「今だからこそできるWe Serve」。歴代の会長が引き継いできた伝統を守りつつ「会員同士の親睦強化に力を入れたい」と前を向く。
○…生まれは町田市。幼稚園の時に「日本一の鈑金屋になる」と、宣言。自宅で特殊なハサミを使い鈑金を自在に加工する父親の姿を見て憧れた。「かっこよかった」。そんな父は自身が小学6年の時に他界。その後は子どもながらに心の中で様々な葛藤があったというが、17歳で父の弟弟子の元での修行を始める。心身共に辛い日々だったが、「必ず成功して人並みの生活を送りたい」という強い想いを抱き続け28歳で独立を果たした。最近息子も一緒に仕事をするようになり「一人立ちするまではサポートしてやりたい」と語る。
○…「80までやりたい」と話すほど好きなゴルフはハンディキャップ9の腕前だ。最近では妻と一緒に週末はゴルフ場に行くのが日常。「一人で遊んでると怒られちゃうからね」と笑って見せる。家族で行くカラオケも楽しみの一つ。「歌の点数は子どもたちの方が上だね」とにこり。
○…クラブの入会は2011年。長年仕事で付き合いのあった取引先社長からの誘いがきっかけだった。目標は、例会の出席率を上げること。そのために、会員が肩の力を入れずに気軽に参加できるような場づくりを目指す。奉仕活動は、少しでも地域の役に立てるよう地道に継続していく。「大きな打ち上げ花火でなくても、線香花火の方が長く燃え続けてきれいでしょ」。こんな時代だからこそ、一歩ずつ慎重に歩みを進める。
|
|
|
|
|
|