東幼稚園(岩岡夏輝園長)で19日、夕涼み会が行われ、約130人の園児が参加した。
同園では例年この時期に「お泊り会」を開催してきたが、新型コロナウイルスの感染拡大を危惧し中止に。しかし、「園児に夏の思い出を作ってもらいたい。別の形で何かできないか」と考えて企画したものだ。
当日、園児は涼しげな浴衣や甚平姿で園に集まった。各部屋には6月上旬からクラスごとに考えて準備を進めてきた「恐竜キャッチャー」「ヨーヨー釣り」「虫探し」「ガチャガチャ」「射的」など手作りのブースが並んでいた。園児はクラスごとにブースを回りながら縁日気分を味わっていた=写真。
その後は、園庭で行われたキャンプファイヤーや盆踊り、花火などを楽しんでいた。
もも組の鈴木実和ちゃんは「射的で一回当たったから楽しかった。ボールすくいは破けちゃったけど2個取れた」と笑顔。うめ組の川守田恵生ちゃんは「全部楽しかった。ガチャガチャは虹の絵のプラバンが出たよ」と見せてくれた。
また、岩岡園長は「コロナ禍だからといって子どもたちの学びや成長が止まるものではない。ブースは子どもたちが考えて夕涼み会まで指折り数えて楽しみにしていた。今日は夏の良い思い出作りになったと思う」と話した。
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