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公開日:2023.05.25

三保小5年稲野龍くん
漫画「弱ペダ」コース走破
2泊3日で202Km

  • 江の島をスタートする稲野くん

  • ふじあざみラインを登る稲野くん(左)

 三保小5年の稲野龍くん(11)が、GWの連休を利用して江の島から富士山五合目までの202Kmをロードバイクで走破した。稲野くんは「何度も足を着いたけど達成感がある。今度は一度も足を着かずに富士山を登ってみたい」と今後の目標を掲げた。

 稲野くんがロードバイクで走破した202Kmは、自転車競技をテーマにした少年漫画「弱虫ペダル」のインターハイコース。

 稲野くんはこれまで、マウンテンバイクで従姉妹と湘南地区までを走ったこともあった。昨年11月に弱虫ペダルのアニメを見て「(登場人物が乗っているロードバイクに)乗ってみたい」と話すようになり、自身の貯金でバイクを購入。以降三保小近くにある約600mの坂道で毎朝タイムを計測するほどのめり込んでいる。

 今回のインターハイコース走破は、4月30日に誕生日を迎えた稲野くんが父親の純平さんに誕生日プレゼントとして提案したことで実現した。純平さんは2泊3日の各ゴール地点付近に宿を予約するなど準備をし、4月27日の早朝に2人で江の島をスタート。1日目は小涌谷を登り国道1号最高地点を通過し芦ノ湖までの約65Kmを走った。2日目は芦ノ湖から箱根峠を登った後に三島へと下り、富士市や富士宮市を通り抜け本栖湖までの約84Km。最終日は本栖湖をスタートし、富士五湖を通り、籠坂峠を登り須走道の駅まで行き、標高差1137m(最高斜度22%)のふじあざみラインを登り五合目までの約53Kmを走り切った。

 山道を得意とする同漫画の主人公と同じく、坂道が好きという稲野くん。「坂道は辛いけど、登り切った時の達成感が好き。高校は自転車部のあるところに進学したい」と笑顔で話した。

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