緑警察署は現在、区内鴨居自動車学校と協力し、闇バイトの注意喚起を目的とした動画を配信している。
SNSやインターネットの掲示板などで仕事の内容を明らかにせずに高額な報酬をほのめかし、犯罪の実行犯を募集する投稿が増加している。
免許取得を希望する10代や20代が多く通う同自動車学校1階の待合所に設置されたモニターで動画を流すことで、SNSの利用が多い若者を中心に注意を呼び掛ける狙いだ。
動画では「高収入などの甘い誘いに注意」「渡すだけ、運ぶだけなどに注意」「個人情報を渡さない」などとした上で「バイトではなく犯罪です。あなたが捕まり人生が台無しになる」と注意喚起している。
同署生活安全課の長田憲和課長は「一度犯罪に加担してしまうと、やめたいと思っても応募時に登録した個人情報から、家族に迷惑がかかるなどと犯罪グループに脅されます。軽い気持ちで絶対に関らないようにしてください。少しでも不安に感じた場合は警察相談窓口『♯9110』か最寄りの警察署に電話をしてほしい」と話す。
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