3月20日「みんなで『e―スポーツ』体験」をみどりーむで初開催する「サブカル部ラジオ局!」の代表を務める 折出 侑(おりで ゆう)さん 十日市場町在住 35歳
ゲームで促進、多世代交流
○...「ぷよぷよ」や「スイカゲーム」などの人気ゲームを「大画面でワイワイガヤガヤ、みんなで楽しんでほしい」。自身が代表を務める団体「サブカル部ラジオ局!」が3月20日、みどりーむで小学生以上を対象に「e―スポーツ」体験イベントを開く。同館での開催は初。高齢者も参加しやすいようボードゲームも用意する。「幅広い世代がゲームを通じて交流を深められる場になれば」
○...生まれも育ちも横浜。中学時代は科学部の部長を務め、大学進学後はプログラミングや経営学などの研鑽を積んだ。4年生で、八百屋を運営する会社を起業。「朝3時に仕入れに行き、夜8時ごろまで仕事。よく働いたな」。経営を続けたおよそ5年間をそう振り返る。現在は医療用機器販売の営業職として多忙な毎日を送る。
○...漫画やアニメ、ゲームなどが好きな若者同士で集い、3年ほど前に同団体を設立した。現在、20〜30代の男性10人ほどが所属。各自が別々の「妖怪名」を名乗っており、自身は「毛抜きじじい」と称して活動している。メンバーと共に毎月、主にみどりーむでサブカルチャーやさまざまな人生経験などについて語り合い、そのリアルな声を収録。同団体のYouTubeチャンネル「あやかしチャンネル」の中で配信している。「『いつも聞いてるよ』と言ってくれる人もいて、うれしいですね」
○...同団体は地域貢献にも積極的。中山の多世代交流カフェ「レモンの庭」では高齢者向けにスマホなどの使い方の相談会を開き、参加者との交流を深めている。e―スポーツに関しては「ゲームで強くなればその子の自信にもつながる。e―スポーツを通じ、子どもと地域をつなぐ団体になっていきたい」。
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