9月9日の「救急の日」にちなみ、救急車の適正利用を呼び掛けようと、横浜市とさいたま市の消防局が連携して作成したポスターが完成し、横浜市のウェブサイト内にある緑消防署のページなどで公開されている。
両市の消防局は、同じ「緑消防署」という名称の消防署を持つことなどの縁で、昨年から相互に連携・協力を進めている。今回のポスター作成は、今年度のコラボレーション企画第1弾として進められた。
同ポスターは、横浜市側の緑消防署員が左右に立ち、さいたま市側の緑消防署員が中央でAED(自動体外式除細動器)を手にしている、という構図。中山駅構内でデジタルサイネージとして表示しているほか、横浜市消防局のインスタグラムやX(旧ツイッター)でも紹介されている。
同企画を担当した長津田消防出張所の石田裕也所長によると、両市の緑消防署では今年、救急車の救急出場が過去最多数に上っている。石田所長は「救急車は限りある資源。救える命を救うために、適正利用をお願いしたい」と呼び掛けている。
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