戻る

緑区 スポーツトップニュース

公開日:2025.11.06

プロ野球ドラフト
緑区出身の2人が指名
目標の舞台で活躍誓う

  • 小学生の時に書いた短冊を持つ半田さん(提供写真)

  • 笑顔でポーズを取る濱岡さん

 プロ野球ドラフト会議が10月23日に開かれ、緑区出身の2人が指名を受けた。日本大学藤沢高校の半田南十(みなと)さんは北海道日本ハムファイターズから4位指名を、川和高校の濱岡蒼太さんは埼玉西武ライオンズから育成4位指名を受けた。

短冊に込めた思い

 日本ハム4位に指名された半田さんは東鴨居中学校出身。高校進学後は1年時から公式戦に出場し、3年では主将を務めた。走攻守3拍子そろったショート。夏は20打数8安打、5打点の活躍を見せた。今回の指名に「本当にうれしい」と半田さん。「自分のプレーで人を笑顔にできるような選手になりたい」と熱意を示した。

 小学生の頃、短冊にプロ野球選手になりたいと目標を書いていた。当時は清水ヶ丘ジャイアンツでプレー。「練習後、父とランニングをして、近くのおばあちゃんの家で一緒にご飯を食べるのが何よりの楽しみでした。そのおばあちゃんは2年前に亡くなってしまいましたが、清水ヶ丘ジャイアンツに入ったのもおばあちゃんの勧めがあったから。今はそのおばあちゃんのためにも頑張りたいという気持ちが自分の原動力」。また「両親と毎日のように練習したことが今の自分をつくってくれた。本当に感謝でいっぱい」。掛け替えのない恩人たちへの感謝を胸に、覚悟を持ってプロの世界を目指す。

誰よりも努力し続ける

 西武から育成4位に指名された濱岡さんが野球を始めたのは小学3年生のとき。南長津田ジュニアジャイアンツに入団し、左利きということもあり、ポジションは自然とピッチャーになった。しかし、その後の田奈中学校時代を含め、チームには別のエースがいたため「常に2番手だった」という。それでも「自分に足りないところを持っているエースが身近にいたので、目標にして練習に取り組んだ」と振り返る。

 濱岡さんは自らの長所を「誰よりも努力し続けられるところ」と語る。自ら「最終目標」として掲げるのはメジャーリーグで、その年に最も活躍した投手に贈られる「サイ・ヤング賞」の受賞。「そのためにはすべてが足りないので、しっかり考えて努力したい」と前を見据える。

 今回の指名については「指名していただきありがたかった」と感謝の気持ちを述べ、直近の目標には「1年目に支配下選手に登録されて、1軍で登板」を掲げた。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

緑区 トップニュースの新着記事

緑区 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS