防犯川柳、優秀作品を表彰
横浜みどりＬＣ（ライオンズクラブ）

表彰式の出席者たち

　横浜みどりライオンズクラブ（難波優司会長）が主催する「防犯・交通安全川柳コンクール」の表彰式が10月30日に緑警察署で開催された。５回目となる今回は区内14校から、昨年比約１・５倍の４８９点の作品が寄せられた。審査の結果、最優秀賞、緑警察署長賞、緑区長賞が各１点、優秀賞５点、入選20点が選ばれた。

　表彰式には緑警察署の本田悦二郎署長、佐藤康博緑区長、森の台小学校の本多響校長も出席。入選者一人ひとりに賞状と記念品が手渡された。

　最優秀賞に輝いたのは西村泰介さん（長津田小５年）の川柳「みきわめろしんせつなのかゆうわくか」。西村さんは「（大人に声を掛けられたときに）自分の頭と心で考えて判断することの大切さが伝わってほしい」と作品に込めた思いを話した。また、緑警察署長賞には齋籐遥さん（同）の「警察官名乗る電話は折り返す」、緑区長賞には加藤貴陽花さん（竹山小６年）の「あいさつがかぎより強い防犯に」が選ばれた。

　表彰式で本田署長は「皆さんの作品が緑区民の心に響き、地域の安心安全につながることを祈っている」と祝辞を述べた。佐藤区長は「地域のイベントに参加して知り合いを増やしてみてください。犯罪者がまちに入りづらくなります」と協力を呼び掛けた。難波会長は「皆さんの川柳をヒントにして、私たちも安心安全なまちをつくっていけたら」と話していた。

　優秀賞、入選者は以下（敬称略）。

【優秀賞】加藤航（山下小５年）、渡邊優斗（竹山小６年）、辻林奏（長津田小５年）、小林航輝（同）、石橋怜旺（長津田小６年）

【入選】関根百華（緑小６年）、前田航平（十日市場小５年）、平田楓果（山下みどり小６年）、小山紗奈（上山小６年）、鈴木志依（森の台小６年）、内田一輝（同）、清水瞬（同）、井上真守（長津田小５年）、原田悠佑（同）、前川帆希（同）、亀山真央（同）、入江祐里奈（同）、高杉美緒（長津田小６年）、大川美咲（同）、フィンミルザアムラタ（同）、板橋美月（同）、宮崎紗菜実（同）、高松想太（同）、石川柑奈（同）、永岡彩渚（同）