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公開日:2026.04.02

中山中出身吉川絢斗選手 母校で陸上部員らと交流 競歩指導し、絆深める

  • 吉川選手(前列左から9人目)と交流を深めた参加者たち

    吉川選手(前列左から9人目)と交流を深めた参加者たち

  • 部員たちから贈られた記念品を手にする吉川選手

    部員たちから贈られた記念品を手にする吉川選手

  • 部員に競歩での歩き方を指導する吉川選手(右)

    部員に競歩での歩き方を指導する吉川選手(右)

 昨年9月の東京2025世界陸上競技選手権大会の「男子20Km競歩」で7位入賞を果たした吉川絢斗(けんと)選手(24)が3月26日、母校の中山中学校を訪れ、陸上競技部の部員と交流を深めた。かつて自身も同部で練習に励んでいた吉川選手はこの日、部員に競歩の基礎を指導。部員たちは世界で活躍する先輩に応援メッセージを送った。

 「競歩を始めたのは高校時代。中学生の時は1500mや3000mがメインでした」と語る吉川選手。同校近隣の県立四季の森公園で練習することもあったという。

 緑区役所の担当者によると、今回の部員たちとの交流は同区役所の職員の発案で実現した。当日は3月当時の1、2年生部員だけでなく、卒業した3年生も数人が参加。吉川選手から競歩のルールを学んだほか、競歩での歩き方を体験した。

 大勢の部員を前に吉川選手は「肘を90度に曲げること」など、競歩のポイントを解説。「競歩の基礎って、モデルウォークに似ています」と説明する場面もあった。手本を示すために実際に歩いて見せた吉川選手。しなやかな動きで素早く前進するその姿に、生徒たちからは「早い!」「すごっ!」と驚きの声が上がった。

「失敗は成功の材料」

 体験の後の質疑応答では、部員が次々と手を挙げ、質問を投げ掛けた。「大舞台で力を発揮するにはどうすれば良いですか?」との質問に、吉川選手は「適度な緊張感はパフォーマンスを上げさせてくれる。緊張を受け入れることが大切」と答えた。

 「試合前の『勝負メシ』は何ですか?」と質問した部員に、吉川選手は「ありません」ときっぱり。海外に行くと普段食べているものが食べられるとは限らないため「ルーティンを作らないことが私のルーティンになっています」と語った。

 また、試合などで失敗してしまった後のメンタルケアについて尋ねられると、「その日は落ち込むけれど、『失敗は次の成功のための材料』という気持ちで練習に臨むようにしています」と伝えていた。

応援の気持ち込めて

 交流会の最後に部員たちは、吉川選手の姿を描いた絵や応援メッセージなどが書かれた記念品を贈呈し、感謝の思いを伝えた。参加者たちは「世界で活躍している選手なので緊張したけれど、楽しい時間でした」「とてもフレンドリーな方。ためになるお話がいっぱいあった」と話していた。

 「競歩について楽しみながら知ってもらえてうれしかった」と笑顔で語った吉川選手。「同じグラウンドや、四季の森公園を走ったことがある『チーム中山』として、部員の皆に刺激を与えられるように頑張りたい」と意欲を示した。

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