港北区版 掲載号:2011年1月20日号
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区内在住の女子高生 長澤優芽さん サッカーを通して自己表現 日本代表選手として奮闘中

「学校ではみんなの聞き役に回ることが多い」と話す長澤さん
「学校ではみんなの聞き役に回ることが多い」と話す長澤さん

 昨年、17歳以下の女子サッカーワールドカップで準優勝を果たした日本代表チーム。そのメンバーに港北区在住の長澤優芽(ゆめ)さん(17)がいる。幼少時代に、区内クラブで磨いた技術を生かし、日本を代表する選手に羽ばたこうとしている。

 長澤さんは現在、相模原の高校に通いながら、女子サッカーの強豪クラブ「ベレーザ」のジュニアチーム「日テレ・メニーナ」の選手として連日、練習に集中している。持ち味はスピードを生かしたプレー。守備と同時に、隙を見てサイドを駆け上がり、得点を挙げるためのアシスト、チャンスではゴールを目指す動きが自分の役割だと認識している。

 自他共に認める口下手。長澤さんの母・幸恵さんは「優芽にとってサッカーは自己表現する場になっています。3人兄弟のなかでも、本当に甘えん坊なんです」と目を細める。

 サッカーとの出会いはその性格が導いた。幼稚園入園を、長澤さんは、お母さんと離れたくないために嫌がり続けた。幸恵さんが、園の見学に何度も連れて行き慣れさせようとしたところ、園内でサッカーボールを蹴る園児に、長澤さんが興味をもったことがきっかけだった。初めての練習では、慣れない環境のため、泣き続けた長澤さんだが、友だちが出来ていくなかでサッカーにのめり込んでいく。幼稚園、小学校と唯一の女子選手として男子に負けないプレーを見せ、キャプテンを務めるまで成長していった。

 小学校の高学年時代に指導した大豆戸FCの黒川大吾代表は当時の様子を「スピードのあるいい選手でした。これからも、サッカーを楽しんでもらいたいですね」とエールを送る。

 中学からは、現在所属する「日テレ・メニーナ」に。クラブの厳しい練習に揉まれ、同世代の日本代表に選出されるまでになった。昨年のワールドカップでは、左のディフェンダーとして活躍し、幾度となくピンチを救うプレーを見せた。

 長澤さんは「優勝できなかったのはくやしいけど、日本の過去最高の成績を挙げられたのは良かったです」。

”プロ”へ勝ち残る

 所属チームは今月、18歳以下の女子サッカー日本一を決める「全日本女子ユースサッカー選手権大会」で優勝を飾った。だが、決勝戦の試合に長澤さんの姿はなかった。これまでレギュラーだったものの、予選で失点につながるミスを犯し、ベンチを温めるようになってしまったのだ。

 長澤さんは「厳しい世界。たくさん練習してみんなに追いつきたい。いずれは、プロ選手になりたいですね」。レギュラー陥落からポジションをフォワードに変更、持ち前のスピードを生かしたプレーで更なる飛躍を目指している。
 

▶スピードを重視したサッカーを極める
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