港北区 人物風土記
公開日:2013.10.31
「第11回 かながわ小・中学生 英語スピーチコンテスト」の中学生の部自由課題で2位を獲得した
五十嵐 瑠花さん
大綱中学校 2先生
溢れる気持ちで英語の道へ
○…神奈川県教育委員会らが後援する「かながわ小・中学生 英語スピーチコンテスト」中学生の部での快挙となった。1分半の持ち時間の中、ジェスチャーや発音も含めた自由作文のスピーチが評価された。「練習してきた苦労が報われ、涙が溢れました」と感激の瞬間を思い出す。
○…英語でのスピーチコンテストは以前から出てみたいと思っていた。そんな中、HPで同コンテストを知る。発表した内容は、今年3月で退職した英語担当の石原さゆり先生と英語への思いだ。「音楽やゲームを交えた先生の授業は素晴らしかった。しかも美人なんです」と、憧れの先生の話に目を輝かせる。6月から作文を準備し、発音を録音したり、鏡を使ってジェスチャーの練習を行ってきたりしてきた。スピーチの終盤では「先生のような英語の先生になりたい」と夢を語った。
○…英語講師の母親の影響で、小さい頃から英語は身近な存在だ。母に連れられ、参加してきた外国人との交流パーティでは、間違いを恐れず、とにかく喋りかけた。すると次第に言葉が通じるように。学校では合唱部の副部長という顔も持つ。「もっと綺麗な歌声で歌いたい」と目標に取り組む。部活では、「フェイストレーニング」と呼んでいる笑顔の訓練も行っている。表情を作ることで、聴衆に耳だけでなく目からも歌を伝えるためだ。口角を上げ、笑顔や悲しい顔などを作る練習は、コンテストにもつながった。
○…2位になれたのは、友達や先生が良い環境を作ってくれたおかげ。他の人もぜひチャレンジしてほしいと願う。「将来は英語の楽しみを生徒たちへ伝えたいです」。そのために今は勉強を頑張る日々。今回の賞で、来夏にイギリスへ語学を学びに行くことも決まっている。「英語は好きだけど、苦手な科目もあるのでそれも頑張りたい」と、はにかむ中学2年生は、自分の道を歩き始めた。
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