インターハイ競泳・背泳ぎ100メートル、200メートルで優勝を果たした 堀田 恵路(ほった めぐる)さん 慶応義塾高校3年生 17歳
冷静な分析と熱い思い
○…今夏、千葉国際総合水泳場で開かれたインターハイで競泳男子背泳ぎ100メートルと200メートルで二冠を果たした。100メートルにおいては2年連続の優勝だ。「去年優勝したので、周りからプレッシャーはあったが、緊張はそれほどしませんでした。勝つだろうという確信があった」と心の強さを見せる。一方で「狙っていたタイムまでは出せなかった」と秘める向上心を覗かせた。
○…2年連続優勝ながらも1年生の時は予選敗退。「決勝に出場できるまで、たった0・1秒くらいの差でした」。その後、国体への出場券を獲得した。しかし、水泳に熱中するあまり、学業が疎かに。成績が振わず、担任の先生に出場を止められた。「何度も交渉したけれど、学生の本業は勉強と、許してもらえなかった。本当に悔しかった」。2週間ほど、練習もさせてもらえなかった。その間は「常に勉強していた」と話すほど、懸命に取り組んだ。その甲斐もあり、今は、成績も安定して、学業の心配されることもなくなった。「あの時間があったから、水泳の練習に対する意気込みも変わった気がします」と当時を振り返る。
○…「お母さんはいつも試合を見に来てくれます」。インターハイの時は、父や祖母も一緒に応援に駆け付けてくれた。日々練習に励むが、普通の高校生の一面も。週に1回の練習の休みの日はよく家族でご飯を食べに行く。家ではドラマをみて過ごすことが多いという。「相棒シリーズは時間があうといつも見ています」と笑顔を見せる。
○…高校生として出場するのは今年で最後。「まだまだ大学生に勝てる身体づくりができていない」と話し、これからは後半でも力強く泳ぎ切るための体力作りに励む。東京五輪の時、23歳。水泳選手として脂がのっているいい年齢だ。「オリンピックでメダルをとりたいです。そのためにはまず、日本代表になりたい」と力を込めた。
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