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港北区版 公開:2015年2月26日 エリアトップへ

新横浜公園でイベントを開く「横浜パパ会」の代表を務める 橋本 亮介さん 篠原町在住 35歳

公開:2015年2月26日

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パパの絆 地域へ全国へ

 ○…3月15日に新横浜公園で「大きな桜の絵を描こう!」と題したイベントを行う。手足に桃色の絵の具を塗った子どもたちが横20m×縦16mの紙の上を走り回ることで、巨大な一本の桜の木が出来上がるというもの。「パパと子ども、パパ同士の共同作業を通して、つながりを築くことを目的としています。当会の活動を象徴する企画です」

 ○…父親と子ども参加型イベントを2カ月に1回開いている。東日本大震災の報道が設立のきっかけ。「東北地域の絆を感じ、横浜でも絆を深める活動をしたい」と思い、一昨年に立ち上げた。いざという時に一番活動しなければならない成人男性のネットワーク構築を目指している。IT企業代表も務める知識を生かし、ホームページ制作や映像編集なども一人でこなす。メンバーは固定せず、イベントごとに参加者を募る。「あくまでも個人的な『集まり』。今では平均60人ほど参加者がいます」

 ○…美術大学を卒業、ウェブ制作会社を経て、現在に至る。「経営者としてはどうしても利益を出すことだけに邁進してしまう。仕事での視野を広げるためにも、稼ぎを一切考えない活動をして、自分の中でのバランスをとりたかった」。4歳の息子と2歳の娘を持つパパでもある。仕事が時間に縛られないため、わが子と触れ合う機会も多い。「あまり仕事と私生活を分けずに、子育ても自然体で楽しんでいます」。料理が趣味で、高校教師である妻のために夕飯を毎日作る。「見たことない食材を見つけると、どう調理しようかとワクワクします」

 ○…当初の目標である「パパを1000人集めたイベントの開催」を目指し、全国にあるパパ会との連携も今後進めていく。大規模事業と同時に、地域間でのつながりを作る活動にも注力していく。「参加者一人ひとりのつながりが広がり、たくさんの人が集まることで、地域の絆がより強くなることを願っています」
 

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