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公開日:2016.02.04

菊名ミニバス
県制した勢いで全国へ
3月末、代々木で初戦

  • 首にメダルをかけるメンバーら

 第36回「神奈川県ミニバスケットボール決勝大会」の決勝戦が1月23日、平塚で行われ、菊名ミニバスケットボールクラブが「男子の部」で初優勝し、全国大会への切符を勝ち取った。キャプテンの小泉湧也くん(菊名小6年)は「全国でも優勝したい」と力を込めた。

 小学生以下が行うバスケットボール競技「ミニバス」の全国大会予選会を兼ねた県大会には、男子32チームが出場した。

 菊名ミニバスは、初戦の大井(小田原)戦では38―11、続く今泉(海老名)戦73―34、上菅田(保土ケ谷区)戦53―18、準決勝の大正(戸塚区)戦も60―31と危なげなく決勝へ駒を進めた。決勝戦の相手は、別の大会で苦戦を強いられた大窪(小田原)。前回対戦時には攻撃時のフロアバランスが悪く加点に苦しんだことから、決勝ではメンバーのポジションを変更。また、戦術面においてもシンプルな攻撃にシフトし、相手チームの動揺を誘った。序盤なかなか得点が入らない時間帯が続いたが、終わってみれば49―21と大差をつけ優勝を勝ち取った。また、内田蒼くん(大豆戸小6年)が大会最優秀選手、井上涼太くん(馬場小6年)が優秀選手に選出された。

 3月28〜30日に都内の代々木体育館で行われる全国大会を前に同チームは、練習拠点の菊名小学校で戦術強化などを行っている。

止まらぬ快進撃

 ”常勝菊名”の強さの秘密は、伝統的に積み上げてきたディフェンス力に加えて、成長を遂げたオフェンス力にある。ゲームメークをする丸山柊馬くん(菊名小6年)や井上くんらでボールを運び、身長174cmの内田くんがゴール下から得点を重ねていくスタイル。加えて、相手チームの内田くん対策を想定し、中距離シュートで外からでも点を取れるように練習を重ねてきたのだ。

 加藤龍雄ヘッドコーチは、「試合を重ねるごとに子どもたちのメンタルも強くなってきている。チャレンジ精神を忘れずに、まずは1勝したい」と全国大会への抱負を語った。

 同チームは、昨年6月に行われた横浜市の春季大会で創部21年目の初優勝を飾った。この優勝を皮切りに、秋季大会も制し、1月9〜11日に茨城県で行われた関東大会でもタイトルを奪取。今季公式戦無敗記録を更新中と波に乗っている。

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