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港北区 トップニュース経済

公開日:2018.10.18

野村・プラウドシティ日吉
新・街づくり構想を導入
マンションと周辺地域つなぐ

 野村不動産ホールディングス(株)は10月10日、同グループの分譲マンションと周辺地域を連携させる新たな街づくり「BE UNITED構想」を発表した。記者発表会場となった区内箕輪町二丁目の「プラウドシティ日吉マンションギャラリー」には50人以上のメディア関係者らが集った。

 「プラウドシティ日吉」は、東急東横線日吉駅徒歩9分の地で現在同グループが推進している開発敷地総面積5・4haの大規模複合開発プロジェクト。全1320戸の分譲マンションのほか、複合商業施設や新設の市立小学校、健康支援施設、サービス付高齢者向け住宅などの建設が予定されている。同プロジェクトに初めて導入されるのが「BE UNITED構想」。登壇した野村不動産(株)宮嶋誠一代表取締役社長は「ふなばし森のシティ」でマンション引き渡し後もコミュニティ形成に対して同社が積極的に関わった事例を踏まえて、2016年より構想を練り上げたとする。その中でわが街をよりよく育んていこうと考える「シビックプライド」の醸成をめざし、その実現のために必要な活動を、”あくとびら”を意味する「ACTO(アクト)」と定義づけたという。

 具体的には【1】街の共用部開設【2】街をつなぐ「エリアデザイナー」を配置(同社グループ社員)【3】エリアマネジメント組織を設立【4】街サイトを開設【5】敷地の一部に交流拠点「吉日楽校」オープン――の五つ。7月から稼働している「吉日楽校」は、週末の定期イベントのほか、現在毎週火曜が開放日で近隣住民の憩いの場ともなっている。

 なお、同社は今後この新構想を亀戸など他のエリア開発にも導入していく考えを示した。

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