「令和」元年となった今年は、港北区にとっても節目の年――。区制80周年を迎えた港北区では、実行委員会により記念式典やハナミズキ植樹等の記念事業が予定されている。栗田るみ港北区長は「夢や希望を区民の皆様と共有する機会に」と話す。
港北区では区制80周年を迎えるにあたり、港北区制80周年記念事業実行委員会(小林辰雄会長)を立ち上げ、「区民の連帯を深め、区の発展に資する」という目標に沿った主催事業を委員会で企画してきた。
80周年を多くの区民らで分かち合うための主催事業は▽記念式典▽ハナミズキ植樹▽ロゴマークの作成▽記念誌の発行――の4つ。ほか、実行委員会の後援事業として、ふるさと港北ふれあいまつりや大倉山観梅会、小机城址まつり、港北芸術祭など、さまざまな行事やイベントを設定した。
記念式典
港北区制80周年記念式典は6月1日、ふるさと港北ふれあいまつり冒頭で行われる。会場は新横浜少年野球場。
ステージ上では、港北区合唱の会を中心とし、港北区の歌「港北の空と丘」等の合唱が行われる予定。公募に応じ、練習を重ねてきた区民ら約100人も参加する。子どもから年配者まで、幅広い年齢層で構成されているという。
ハナミズキ植樹
1912年に東京からワシントンへ贈られたシドモア桜の返礼として米国から贈られた、港北区の木「ハナミズキ」の原木1本を、11月2日の午前中、大倉山公園のシドモア桜の隣に植樹する。
区制80周年を機に、港北の木を広めることで、親しみやふるさと意識につなげる。植樹式では保育園児と、港北区のマスコットキャラクター、港北区ミズキーによる「ミズキーダンス」も披露される予定。
ロゴマーク作成
区制80周年を示すロゴマークは、区民らの公募により作成した区のロゴマークをアレンジした。
ロゴマークはチラシや冊子など各種印刷物に使用可。期間は2020年3月31日まで。申請は不要だが、港北区制80周年ロゴガイドラインを確認した上で、区役所ホームページからダウンロードする。
記念誌発行
区民らが区の魅力を新たに発見したり、再認識したりできる内容をデジタルブックにまとめた。区の概要や歴史の紹介に始まり、大倉山記念館や小机城址といった歴史的資産のほか、文化的資産や自然、景色などを紹介している。世代を超えて楽しんでもらおうと、文字よりも写真に重点を置いた構成が特徴。区ホームページから見られる(http://www.azma.co.jp/actibook/kohoku80th/)ほか、冊子は区内地区センターやケアプラザ、図書館で閲覧可能。
港北区役所広報相談係の小高博之さんは「区の新たな魅力を発見でき、港北をもっと好きになることまちがいなし。記念誌はデジタルブックで公開中です」とPRする。
令和元年、港北区は9月に開幕するラグビーワールドカップの舞台にもなる。栗田るみ港北区長は「これまでの港北区の歴史や文化、まちの魅力を再認識し、より良い未来を創造していく夢や希望を区民の皆様と共有する機会にしたい」とし、「記憶に残る一年になるよう取り組みますので、これからもずっと暮らしていきたいと思えるような『ふるさと港北』を一緒に育てていきましょう」と呼びかける。
港北区制80周年記念事業実行委員会の小林辰雄会長は「区制80周年のさまざまな企画を通じ、多くの区民の皆さんとともに節目の時をお祝いできたら」と、人と人とのつながりの広がりに期待を寄せた。
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