神奈川県高等学校軟式野球春季大会の再試合となった決勝戦が5月8日に行われ、慶應義塾が横浜創学館を3対2で破り、同大会4年ぶり4度目の優勝を果たした。2人の2年生投手による継投策が奏功し、関東大会に駒を進めた。
エースが怪我のため代打のみの出場となる中、同校野球部は初戦の横浜清風を1対0で下すと、藤嶺藤沢に5対2、三浦学苑に2対0と、チーム一丸となって勝利を重ねていった。
迎えた決勝の横浜創学館戦。5月6日に行われた試合は0対0の延長15回で引き分け、規定により再試合となった。選手のケアのため、「よく食べて寝て、しっかり次の試合をしよう」と呼びかけた福田修也監督。翌日は軽めの練習を指示したが、選手たちは自主練習を続けたという。終わってみれば再試合を含む全5試合とも2人の2年生投手による継投。福田監督は「よく頑張った」と称えた。
全試合で安打を放ち、決勝でもタイムリーを記録した小川直央選手(3年)は「(自身)初の関東大会。楽しんで良い結果を」。主将の廣田俊明さん(3年)は「守備、打撃などの課題を克服していきたい」と、ともに関東大会を見据えた。
関東大会の初戦は5月25日午前10時〜、城北(東京代表)戦。稲城中央公園野球場。
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