ラグビーワールドカップ2019TMがいよいよ9月20日(金)に開幕する。現在区内では関連イベントが続々と実施されており、また試合日に合わせて、会場となる横浜国際総合競技場の最寄りであるJR小机駅周辺では港北区自主企画事業「こづくえマルシェ」、同商店街秋祭りなども予定されている。
小机に賑わいを
「こづくえマルシェ」は、港北区で今年度「個性ある区づくり推進費(自主企画事業)」として1500万円規模で予算計上されていたもの。ラグビーW杯の開催に併せて、試合会場となる横浜国際総合競技場の最寄り駅である小机駅周辺の賑わい創出や横浜の魅力をPRする企画だ。区担当者は「試合を観戦する人はもちろん、観戦しない人も大会の雰囲気を楽しんでもらいたい」と話す。
会場は、JR小机駅の北口から西へ伸びる道路上となる。日時は、9月21日(土)から6回開催(左表参照)。
イベントは主に「キッチンカーエリア」「地元野菜エリア」に分かれ、キッチンカーエリアでは、同W杯に出場する国をイメージした料理が楽しめる。また地元野菜エリアでは、新鮮野菜の販売や地産地消をテーマとした加工品(菓子やジャムなど)のほか地域作業所で作った菓子の販売を予定。その他、調整中の企画も。
小机駅南口でも秋祭り
小机商店街協同組合(宮本正義理事長)が、この「こづくえマルシェ」の9月の開催と同日に行うのが「小机商店街秋まつり」。小机駅南口の城郷小机地区センター周辺が会場。「外国人の観光客にも喜んでもらえるような、『和』を感じられる催しを企画しました」と話すのは、同協同組合広報担当の飯島泰さん。子どもたちのお囃子や小机城址太鼓、神輿の展示と祭り半纏の試着や甲冑の無料体験を用意しているという。そのほか、やきとり、トウモロコシ、ビールの販売等も予定。
その他の区内商店街でも市が推進する「商店街インバウンド対策支援事業」に手を挙げ、商店街で独自に応援する国を決めてその国の特産品販売やメニューの提供などで大会の機運を盛り上げようとする動きもある。
世界の舞台の足元を支える グリーンキーパー福岡さん
横浜国際競技場では、ラグビーワールドカップに向けて、人工芝と天然芝を組み合わせた「ハイブリット芝」へ張り替えが行われた。従来に比べ耐久性が高くラグビーに適したもの。「今年は梅雨が長く大変だった」と語るのは、管理を行う(公財)横浜市体育協会の福岡正敏さん。「改良を日々重ねながら選手がいいプレーをできる環境を作りたい」と語った。熱い試合はもちろん、選手の足元を支える芝にも注目したい。
マンホールもラグビー仕様に 新横浜
横浜市では新横浜駅の近くのアリーナ通り、新横浜中央通りにラグビーW杯公式マスコット「レンジー」のデザインマンホールを29日、設置した。当日には元ラグビー日本代表の吉田義人氏が招かれ「世界中から来たファンが喜ぶはず」と熱くコメントを述べていた。
ラインアウト体験に歓声キュービックプラザ
新横浜駅の商業施設キュービックプラザ新横浜では、31日、1日にラグビー体感イベントを開催。国内トップリーグの三菱重工相模原ダイナボアーズ選手らによる、ラインアウト体験等が実施され、持ち上げられた子どもらも大人も皆一様に歓声を上げていた。
港北区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|