港北区版 掲載号:2019年11月14日号 エリアトップへ

〈連載【7】〉IR推進会議の美原氏に聞く 雇用や税収増に寄与 IRと横浜

掲載号:2019年11月14日号

  • LINE
  • hatena

 横浜へのカジノを含むIR(統合型リゾート)誘致について、国のIR推進会議の委員である美原とおる融氏に話を聞いた。

周辺への波及効果も

 IRを構成する国際会議場や展示施設、ホテル、カジノなどは多くの人手が要る労働集約型産業で、地域雇用に寄与するだろう。事業者からの給付金や入場料収入、各種税金なども市の重要な財源になるはずだ。

 利用者の消費がIRに集中し、周辺地域の経済が落ち込むことはないと考えている。IRを訪れた人が朝から晩まで居続けるということは稀で、市内や県内、都内に足を運ぶ人も多いだろう。こうした動きを活性化させるために、IRは各地域の観光施設などに人を送り出す「送客機能」を備えることが法律上義務付けられている。事業者は、地域全体で豊かになるよう仕組みを考えなければいけない。

 ギャンブル依存症の増加を懸念する人がいるのは当然だ。ただ、エモーショナル(感情)ではなくエビデンス(根拠)に基づき議論すべきで、そのために市内の依存者数などについて医師などの専門家を交えた実態調査が必要になる。今依存症で困っている人々の支援も自治体や国が展開しなければいけない。その上で対策の議論を積み上げていくべきだ。

地域の合意不可欠

 誘致には将来のまちづくりのビジョンが重要だ。中長期的な戦略があり、様々な政策との整合性を踏まえて誘致を考えなければいけない。横浜市はみなとみらいのまちづくりや市庁舎移転、企業誘致など将来を見据えた計画を進めてきた。(候補地の)山下ふ頭の多くは公有地で、横浜市の将来のために賑わいを生み出す場所にしたいと考えるのは、自然な成り行きのように思える。

 地域の合意形成も誘致には欠かせない。横浜市は議会でオープンな議論を行い、市民説明会や公聴会を開きながら情報公開に徹する必要がある。議論の結果には真摯に対応すべきで、反対派からも逃げてはいけない。また、市民一人ひとりが横浜市の将来について、IRという選択肢が良いのかどうか考えて欲しい。
 

YCAT40周年記念イベント

豪華賞品もあたる企画。11月23日(土)港北東急S.Cで開催!

http://www.ycat.co.jp/news/page.php?id=1364

(公社)神奈川県薬剤師会

11/18〜23「くすりと健康相談薬局」県下一斉相談日。認定薬局はHPで。

https://www.kpa.or.jp/for-all/21511/

<PR>

港北区版のコラム最新6

制限型対策では不十分

〈連載【8】〉依存症専門医に聞く

制限型対策では不十分

IRと横浜

12月5日号

創意は無限、技術に心有り

港北区企業レポート【4】 区内の横浜北工業会役員のものづくり企業を紹介します。

創意は無限、技術に心有り

三吉工業株式会社

11月14日号

15年ぶりVへ視界良好

15年ぶりVへ視界良好

攻撃陣爆発、4連勝

11月14日号

悲願Vへラストスパート

悲願Vへラストスパート

9日(土)、三ツ沢で札幌と激突

11月7日号

カジノは負の経済効果

〈連載【6】〉鳥畑与一教授に聞く

カジノは負の経済効果

11月7日号

都心臨海部の起爆剤に

〈連載【5】〉川本守彦副会頭に聞く

都心臨海部の起爆剤に

IRと横浜

10月31日号

七五三のご祈祷承り中

師岡熊野神社は「横浜の祈願所 関東随一一大霊験所」。9時~16時、予約不要。

http://www.kumanojinja.or.jp/

もしもの時に、あなたのそばに

家族葬・直葬 お電話一本で旅立ちの時間をあたたかくサポートします。

http://lastel.jp/shinyokohama/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 12月12日0:00更新

  • 8月8日0:00更新

  • 6月27日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

港北区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年12月12日号

お問い合わせ

外部リンク