港北区版 掲載号:2020年10月15日号 エリアトップへ

港北区薬剤師会 コロナ禍における「かかりつけ薬剤師」機能とは 高木健司会長に聞く

社会

掲載号:2020年10月15日号

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店頭ステッカー
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 94の薬局が所属する職能団体『港北区薬剤師会』。同会の高木健司会長に、コロナ禍における「かかりつけ薬剤師」の役割や重要性、処方箋に関わらない多様な薬局の機能について聞いた。

コロナ禍におけるオンライン診療・服薬指導とは

 薬局と言えば「処方せん薬を受け取るだけの場所」と思っている人も少なくないのでは?身近な”くすりの専門家”がいる薬局は、薬に関する相談を気軽にできる場所だ。

 区内で94の薬局が所属(2020年10月1日現在)する港北区薬剤師会の高木健司会長は、日常から”かかりつけ薬剤師”や”かかりつけ薬局”の利用を推奨している。かかりつけ薬剤師は、現在使用している処方薬や市販薬などの情報を把握し、ジェネリック医薬品の希望を確認したり、薬の飲み残しや重複、また副作用がないかなどを一つの薬局で継続的にチェックしてくれる。薬の種類が増えれば薬の働き方が変わることもあるため、数を減らすなどの提案も行う。必要に応じて電話や訪問により服薬期間中のフォローを行うこともある。また今年のコロナ禍における特別措置としてオンライン診療に伴う、オンラインや電話での処方箋・服薬指導も行っており、薬を届けたり配送する対応も可能だ。

消毒薬の適正使用とは

 最近、コロナ禍において注目されている次亜塩素酸水(酸性)は食品添加物として除菌を目的に使用されている。人体への影響が少なく安心して手が触れる部分の除菌に使えるが「空間の除菌に対して、現在有効なデータは存在していない。家庭にある塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム『アルカリ性』)とも取り違いのないように」と同薬剤師会。不安な点は、「薬と公衆衛生の専門家であるかかりつけ薬剤師へ相談を」

在宅医療支援薬局

 2025年を目途にシステム構築が進められている地域包括ケアシステム。住み慣れた地域や自宅で医療を続け、暮らせる仕組みを整える「医療・介護・住まい・生活支援・予防」が一体となったケアシステムのことだ。この一環として、港北区薬剤師会でも対応強化を図りたいのが「在宅医療支援薬局」(下図参照)。「コロナに関わらず、薬剤師の在宅訪問による薬剤管理をご希望の方は、気軽に相談を」と高木会長。

くすりと健康相談薬局

 神奈川県薬剤師会認定「くすりと健康相談薬局」は以下の条件を満たした薬局のみが標榜できる。【1】ジェネリック薬品の普及【2】一般薬販売【3】24時間対応【4】在宅患者への薬学的管理・服薬指導【5】健康サポート機能【6】休日・救急医療への貢献。

 かながわ医療情報検索サービスで調べられる他、店頭ステッカーのある16薬局が目印となる。(下図参照)。

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