港北区 社会
公開日:2026.04.02
横浜労災病院 食品ロス削減へ新機軸 ロッカーでパン等販売
食品ロス削減を目指す「SDGsロッカー」が3月26日、小机町の横浜労災病院に設置された。横浜市と民間事業者が連携して取り組むもので、消費期限内ながら廃棄される可能性のあるパン等の食品をお得な価格で提供する。区内で初となる今回の設置で、市内の稼働箇所は計20カ所となった。駅構内が多く、病院への設置は4例目。
同病院のロッカー(1階正面玄関付近)で販売を担うのは、緑区鴨居のパン店「エッセン」。商品は毎日2回、午前8時〜9時頃と午後5時〜6時頃に搬入される。
消費期限が近いものは定価の約20〜30%引きで販売され、年間約2・1トンの食品ロス削減を見込む。同店は「移動販売も続けてきたが、ロッカーを通じてお店を知ってもらうきっかけになれば」とし、同病院は「先行して設置された病院での実例もあり、患者さんはもちろん、夜勤の医師やスタッフなどにも重宝されると思う」と期待を寄せる。
「身近な場所で、手軽に環境・社会課題の解決に貢献できる」というこの取り組み。地域住民や患者らにとって、手作りパンを楽しみながらSDGsに参画できる新たな拠点となりそうだ。
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