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公開日:2022.08.25
新吉田町平田さん
初挑戦で世界2位
バトントワーリング
新吉田町在住の平田釉莉(ゆうり)さん(17)が、8月2日〜7日にイタリアで行われたバトントワーリングの世界選手権に出場。自身初の国際大会の舞台で、見事銀メダルを獲得した。「ミスはあったが2位になれてよかった」と安堵と喜びの表情を見せた平田さん。若きアスリートのさらなる飛躍に期待が持たれる。
喜びと悔しさの銀
バトン操作と器械体操の動きを音楽に合わせ、技術や芸術性を競うバトントワーリング。最も若いユース年代の平田さんは、各自の選曲で多種多様な技を用いる「女子個人フリースタイル」部門に出場した。
世界各地から31人が集った同部門。まず、規定演技のショートプログラム(SP)を行い、自由演技の予選・準決勝で10人のファイナリストが決定される。平田さんはショートプログラムで最高得点を記録し、予選を首位通過。「緊張とプレッシャーで集中しきれなかった」という準決勝・決勝では、バトンを落とすミスが響き得点を伸ばしきれず。しかし最終スコアにはSPの得点も反映されるため、序盤のリードを生かし初の世界大会で2位に輝いた。平田さんは「自分の現在地が分かった。ミスもあったが世界で2位になれたのは嬉しい」と喜びと悔しさを口にした。
日頃は、都筑区のバトンサークル「LITTLE STAR BATON TEAM」で活動する平田さん。大会にも帯同した和田昌美コーチは「本来の実力はもっと上。少し雰囲気に飲まれてしまったかな」と振り返った。大会中はチームメンバーからも応援のメッセージが届き、「励みになった。メダル獲得で応えられてよかった」と仲間への感謝も口にした。
次のステップへ
大会後は、元選手で日本一にもなった母・智子さんとイタリア観光へ。「コロッセオやトレビの泉が楽しかった」と高校生らしいあどけない表情を見せる。束の間のオフを終え、帰国後からは再び練習の日々。来年からは出場する年代も上がり、今回ともに日本選手団として戦ったシニア選手と対戦する機会も。「技術面はもちろん、試合中にミスを引きずらないように、メンタル面を鍛えて、上に行っても負けない選手になりたい」と鋭い表情で、更なる活躍を誓った。
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