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港北区 トップニュース教育

公開日:2022.11.24

城郷中個別支援学級
青パパイヤで農家と交流
2年越しに収穫

  • 青パパイヤを収穫する生徒と松本さん(右)

 横浜市立城郷中学校(佐久間大校長)の個別支援学級では11月16日、生徒が育てていた青パパイヤの収穫作業を行った。昨年から地元農家の松本勝彦さんの支援を受け、地域学校協働活動として農作業を実施している同学級。青パパイヤ等、農作物の育成を通じ、生徒と農家の交流が生まれている。

 「農家の人たちと同じくらい、今年は青パパイヤが立派に育った。皆さんがよく世話をしてくれたから」――。収穫にあたり生徒の前でそう語った松本さんは、校内でトマトやナス、サツマイモ、ダイコン等を栽培する支援をしてきた。

 5年ほど前から自身の畑で「興味本位で」熱帯の植物である青パパイヤを育て始めた松本さん。同校から農作業指導の依頼を受けた時、「珍しいと喜んで貰えるのでは」と苗を贈った。青パパイヤは、昨年は植えた時期が遅かったためか、生育も今年の半分くらいで実も成らなかったという。「今年はうまく育ち、約3mもの高さに」(担任の酒井太教諭)。そこで指導をしてくれた松本さんを招き、青パパイヤや野菜についての話をしてもらうことになった。

 生徒らは今年、校外学習で松本さんの畑で交流したこともあって「青パパイヤって美味しいですか?」など、積極的に質問。松本さんは「千切りにして肉と炒めて食べるのが定番」などと、次々に質問に応じた。

 酒井教諭は「農作物栽培のポイントがわかり、松本さんには本当に感謝。生徒には栽培を通じ、育てる責任感や収穫の成功体験を感じてもらえれば」と話していた。

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