横浜市は11月2日、2023年度横浜環境行動賞「ヨコハマ3R夢」推進者表彰の受賞者を発表、市庁舎で表彰式を行った。部門のひとつ、清潔できれいな街づくり推進者(個人の部)には、区内からは新吉田東在住の末永佑己さん(75)、新羽町在住の中山節子さんの2人が選ばれた。これは、地域での清掃活動等に尽力するなど、清潔できれいな街づくりの推進に功労のあった個人や団体を表彰するもの。
末永さんは新田緑道のごみ拾いや、落ち葉を肥料にして花壇などの緑化に活用するなどして、清潔できれいな街づくりに貢献していることが評価された。
現在、新吉田連合町内会の会長を務める末永さんは、「約20年前に有志による草むしりから始まりました。2009年の区制70周年記念で作ってもらった2カ所の花壇は、今では20カ所以上に増えており、現在では町内会のメンバーと共に草取り等の整備を行っています。緑道を通る人に喜んでもらえるよう、今後も続けていきたい」と話した。
新羽町町内会の中山さんは、地域の祭りなどのイベント時にごみ分別を指導し、日々の清掃活動を実施するとともに、地域の緑化活動にも取り組み、清潔できれいな街づくりに貢献している。
中山さんは「表彰されるなんて夢のよう」と喜び、「町内会のごみ集積所を見てまわっていますが、カラス除けネットや収集カゴのおかげでキレイ。班長をはじめ、地域の人たちの意識が高いと感じます。継続していきたいですね」と話した。
今回表彰された横浜3R夢推進者は3部門で個人375人、団体19組。永年、環境事業推進委員として活躍し、他の委員の模範となった人を表彰する環境事業推進委員永年在籍者表彰には、区内からは10年〜40年在籍している44人が選ばれた。各部門の代表者には山中竹春横浜市長から表彰状が授与された。
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