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公開日:2024.03.07
大綱中合唱部
県代表で関東大会に臨む
10日に栃木で「アンコン」
1月に神奈川県立音楽堂で行われた「第26回かながわヴォーカルアンサンブルコンテスト(通称・アンコン)」に出場し、小中学校の部で金賞に輝いた大綱中学校合唱部。高校・一般の部を合わせた総合審査でも第1位になり、県代表として3月10日に栃木県で開催される関東大会へ出場する。
受験で3年生が抜け、1年・2年生45人で活動している同部。20人以下の構成となった県大会には2年生全員と選抜した1年生からなる「葵」と、1年生だけの「茜」のそれぞれ20人ずつの2チームで出場。「無伴奏女声合唱曲『月日貝』」と「同声(女声)合唱のための『紀の国のこどもうた3』から ことばあそびうた」の2曲を演奏した「葵」が金賞を獲得した。部長の関谷杏凜さん(2年)によれば、いつもの合唱より少ない人数になり、パート練習がうまく進まないなどの困難もあったという。「先生の指導を受け、みんなでカバーしながら乗り越えられた。金賞の結果はとても嬉しい」と関谷さん。副部長のふたり、久保菜月さん (同)と松原結花さん(同)は「曲の面白さが審査員にはまったのでは。難しい曲で、不安もあったが、ベストは尽くせた」と口をそろえる。
これまでにも数多くの大会に出場し、県代表として関東や東日本、全国大会に出場するなどの成績を残してきた同部。顧問を務めて7年目になる西川翔教諭=中面・人物風土記で紹介=は「コロナ禍の苦しい中でも結果を出してきた先輩の背中を見てきた今の部員たち。自分たちが考えて選んだ2曲。一つは旋律が美しい、心安らぐ音色の曲。もう一方はワクワクするようなリズミカルな遊び歌。全然違うジャンルの、その対比を楽しんでもらえたと思う」と振り返る。そして「強豪が集まる関東では、同じことをやっていてはダメ」とし、曲に動きを取り入れるという。関谷さんは「自信のある曲に新しいパフォーマンスを入れて、成長した姿を見せつけたい」と意気込む。
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