神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2024年9月12日 エリアトップへ

先月発刊した文庫本「はっとりさんちの野性な毎日」を執筆した 服部 小雪さん 大曽根台在住 54歳

公開:2024年9月12日

  • X
  • LINE
  • hatena
服部 小雪さん

日常描き価値観広げる

 ○…夫と子ども3人との日常を描いた単行本を2019年に発行、このほど再編と加筆した文庫本「はっとりさんちの野性な毎日」を刊行し現在は大倉山で初個展を開催している。文庫本出版までの”空白の5年”で子どもが自立。家族の形が変化し、気持ちの整理ができず筆が進まなかった時もあったが、「書くことで大事な5年間だったと再確認できた。文庫の刊行で気持ちに良い区切りがついた」と達成感に満ちた表情で語る。

 ○…埼玉県育ち。マンション暮らしで「自然に飢えていた。庭付きの家に憧れて」と話す。結婚を機に大倉山で生活した後、大曽根台へ。ここでは夫の「鶏を飼おう」の言葉が現実に。初めは心配や不安が大きかったが、発見も多く、気付くと誰よりも夢中になっていた。これまでに30〜40羽育ててきた。「と殺」もする。「人は命をもらって生きている。人間の原点を考えさせられる」

 ○…文章と絵が好きで小学生の頃から日記をつけている。その日の出来事をマンガのように表現してきた。本に掲載するイラストも描くため、鶏の観察もじっくりと行う。そこで見えてきたのが一羽一羽の違い。「庭での放し飼いで個性が発揮される。子育てにも共通する」。自然も好きで、学生時代はワンゲル部に所属した。今でも山に登る。年齢や母である立場も忘れて自然の中での開放感を楽しむ。

 ○…書籍を読んだ人の中には、「自分では個人的な悩みだ」と思っていたことを共感してくれる人も。鹿をさばき、鶏を卵から育てる暮らし。「変わった生活に見えるかもしれないけど、生きる上で普遍的なものもある。普通の人間」と語る。本を通して「自分らしいスタイルで暮らして良いことが伝えられたら」と期待を込める。

港北区版の人物風土記最新6

鈴木 光さん

一般社団法人「減災ラボ」の代表理事で、防災・減災活動を続ける

鈴木 光さん

師岡町在住 49歳

10月3日

福寿亮賢さん

横浜市幼稚園協会港北支部長を務める

福寿亮賢さん

高田西在住 58歳

9月26日

水谷 雄次さん

「ビルマに直接支援する会」発起人で23日に港北公会堂での講演会を主催する

水谷 雄次さん

師岡町在住 70歳

9月19日

服部 小雪さん

先月発刊した文庫本「はっとりさんちの野性な毎日」を執筆した

服部 小雪さん

大曽根台在住 54歳

9月12日

櫻井 友子さん

9月1日、横浜市北倫理法人会の新会長に就任した

櫻井 友子さん

青葉区在住 65歳

9月5日

肥田野(ひだの) ゆかりさん

設立50周年を迎えた「港北文庫のつどい」の代表を務める

肥田野(ひだの) ゆかりさん

都内在住 73歳

8月29日

安心安全の出産目指し51年 新横浜母と子の病院

産科・婦人科・内科・小児科・麻酔科 新横浜駅から無料シャトルバス有 045-472-2911

https://www.hahatoko.jp

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月4日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

小学生向けのクラシックコンサート 一部席を一般販売

小学生向けのクラシックコンサート 一部席を一般販売

10月1日から18日、横浜みなとみらいホール

10月1日~10月18日

港北区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月7日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook